2021.12.17
スレート屋根とは?素材の特徴とメリット・デメリット
スレート屋根とは?素材の特徴とメリット・デメリット
■ スレート屋根とは?
スレート素材は、粘板岩(ねんばんがん)、あるいはセメントを板状に固めて作られています。
薄く軽量でありながらも耐震性に優れ、またデザイン性が高いことから非常に人気であり、建物の屋根材として広く普及しています。
スレート屋根は大きく二つの素材に分かれます。
それが「天然スレート」と「化粧スレート」です。
■ 天然スレート
天然スレートとは、粘板岩(ねんばんがん)を板状に加工した屋根材のことを指します。
天然素材を使用した高級感のある素材ですが、天然素材が故に価格も高く、一般の住宅ではあまり使用されていません。
代表的な建築物としては、東京駅の屋根に使用されています。
■ 化粧スレート
化粧スレートとは、セメントを主素材として薄い板状に固めた屋根材のことを指します。
一般的には、カラーベスト、コロニアル、スレート瓦等の呼び方をされます。
一般的にスレート屋根というと、この化粧スレートのことを指すことが多いです。
■ スレート屋根のメリット・デメリット
<スレート屋根のメリット>
・デザイン性の高さ
スレート屋根は加工がしやすく、さまざまなデザインにすることが可能です。そのため、住宅にあったデザインとすることが可能となります。
・軽い素材
軽量であるため、加工がしやすい素材となります。
・耐震性の高さ
軽量であることから住宅への負担が少なく、耐震性に優れます。
・価格が安い
屋根材の価格としては比較的安価なため、選びやすい素材となります。
<スレート屋根のデメリット>
・定期的なメンテナンス(=塗装)が必要
防水性が高いとは言えず、またひび割れもしやすいため、屋根材表面の塗装を定期的に実施する必要があります。
・耐用年数が比較的に短い
耐用年数は10~20年程度であり比較的に短いため、メンテナンスコストの留意は必要です。
屋根選びには見た目やメンテナンスコスト以外にも、台風や地震などの災害への留意も必要です。
あなたの家、あなたの命そのものを守る屋根ですから、慎重な検討が必要となります。
弊社ではあなたにとってのベストの屋根・外壁を同じ目線で検討させていただきます。
栃木県真岡市を中心とし、栃木県以外にも埼玉県、茨城県にお住まいの皆様のご相談に承ります。
屋根、外壁の汚れ、シミなど些細なことでも構いませんので、ご相談ください。
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