2022.01.11
瓦屋根とは?素材の特徴とメリット・デメリット
瓦屋根とは?素材の特徴とメリット・デメリット
■ 瓦屋根とは?
主な瓦屋根は主に、「釉薬瓦」と「無釉瓦」、「セメント瓦」に分けられます。
「釉薬瓦」とは、瓦の表面に釉薬を塗ってから焼き上げたものを指します。形は、J形(Japan形)、F形(French形)、S形(Spanish形)とがあります。
「無釉瓦」とは、釉薬を塗ら図に焼き上げたものを指します。釉薬を塗らない分、耐久性にかけますが、日本でも海外でも古くから利用されます。
「セメント瓦」とは、セメントと川砂を混ぜ合わせて作られたものを指します。古くから利用されてきましたが、他の瓦屋根よりも耐久性に劣り、定期的なメンテナンスが必要なことが特徴です。
■ 瓦屋根における、主なメリット・デメリット
<瓦屋根のメリット>
・耐久性が優れている
瓦屋根は(種類にはよりますが)一般的に50年以上持つと言われています。
・デザイン性に優れている
釉薬瓦のF形は近年人気のフレンチカントリーの住宅にも使用される屋根材で、おしゃれで人気があります。
・断熱性・防寒性に優れている
釉薬瓦や無釉瓦では、夏は涼しく、冬は暖かいです。
・部分的な葺き替え工事が可能
瓦屋根では部分的な葺き替え工事が可能です。
近年利用者の多い金属屋根では部分的な葺き替えが難しく、基本的には全体を取り替える必要があります。
<瓦屋根のデメリット>
・耐震性が劣る
瓦屋根はとても重いです。屋根材が重いと住宅にかける負担が上がるため、古い家では大きな地震の際に倒壊することがあります。
・強風による破損の危険
台風等で瓦屋根の瓦が吹っ飛び、他の住宅や車を傷つけたというニュースを誰もが聞いたことがあると思いますが、定期的なメンテナンスを行って強度を保つ必要があります。
住宅にとって屋根は24時間365日、雨風から守ってくれる重要なものです。
周辺環境によって推奨される屋根材は異なり、慎重な検討が必要となります。
弊社ではあなたにとってのベストの屋根・外壁を同じ目線で検討させていただきます。
栃木県真岡市を中心とし、栃木県以外にも埼玉県、茨城県にお住まいの皆様のご相談に承ります。
屋根、外壁の汚れ、シミなど些細なことでも構いませんので、ご相談ください。
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