2021.12.24
ガルバリウム鋼板とは?素材の特徴とメリット・デメリット
ガルバリウム鋼板とは?素材の特徴とメリット・デメリット
■ ガルバリウム鋼板とは?
ガルバリウム鋼板は、主に3つの素材、アルミニウムと亜鉛、そして若干のシリコンによって作られています。
ジンカリウム鋼板という屋根材もありますが、ほとんど同じように扱われることが多く、単に名称の違いによるところが大きいため、ここでは同じものとして扱います。
ガルバリウム鋼板は、デザイナー物件にも用いられ、近年非常に人気な屋根材です。
フラット35住宅仕様実態調査報告によれば、2017年にはガルバリウム鋼板(またはジンカリウム鋼板)が最も人気な屋根材となっています。
人気の理由はその耐久性、耐熱性、耐震性が優れている点にあります。
耐用年数は25~35年と比較的長いことが特徴です。
■ ガルバリウム鋼板における、主なメリット・デメリット
<ガルバリウム鋼板の3つのメリット>
・デザイン性の高さ
ガルバリウム鋼板は加工がしやすく、さまざまなデザインにすることが可能です。そのため、住宅にあったデザインとすることが可能となります。
・耐久性に優れている
ガルバリウム鋼板は、アルミニウムの耐食性と亜鉛の防食作用を備えています。
加えて、防水性にも優れているため、耐久性に優れており、耐用年数も長いです。
・耐熱性に優れている
ガルバリウム鋼板は、熱反射性に優れていることから太陽光を遮断し、加えて断熱性も備えていることから、室内温度の上昇を抑えることができます。
そのため、夏場は涼しく過ごすことができ、冬場は暖かい空気を外に逃さないため、年中快適に過ごすことができます。
・耐震性に優れている
軽量であることから住宅への負担が少なく、耐震性に優れます。
<スレート屋根のデメリット>
・価格が高め
さまざまなメリットのある屋根材であることから、価格は他の屋根と比べると高くなります。
・凹みができやすく、目立つ
ガルバリウム鋼板は1mm以下の屋根材のため、重いものがぶつかると凹みやすく、また凹むと目立つ可能性があります。
・部分的な修理が難しい屋根材
ガルバリウム鋼板は、金属を繋ぎ合わせて加工されているため、部分的な修理がむずかしく、修理の際は全体を取り外す必要があります。
ガルバリウム鋼板がどの建物の屋根にも合うかというと、そうではありません。
周辺環境によって推奨される屋根材は大きく変わり、慎重な検討が必要となります。
弊社ではあなたにとってのベストの屋根・外壁を同じ目線で検討させていただきます。
栃木県真岡市を中心とし、栃木県以外にも埼玉県、茨城県にお住まいの皆様のご相談に承ります。
屋根、外壁の汚れ、シミなど些細なことでも構いませんので、ご相談ください。
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